大山周辺では、平成28年度以降、国立公園満喫プロジェクトにより大山隠岐国立公園の魅力向上のため登山道、山頂避難小屋などの改修等を行っています。
現在行っている大山頂上工事の状況については、こちらでご確認ください。
※国立公園満喫プロジェクトとは:
「国立公園ステップアッププログラム2020」を策定し、2020年を目標にインバウンド対応の取組を計画的・集中的に実施し、日本の国立公園を世界の旅行者が長期滞在したいと憧れる旅行目的地に整備していくプロジェクトです。
出典:環境省HP(http://www.env.go.jp/nature/mankitsu-project/)
【主な整備内容・経費】 (単位:千円)
内容 |
経費 |
財源内訳 |
交付金 |
県費 |
頂上避難小屋改修工事(内外装、トイレ洋式化等) |
195,355 |
97,677 |
97,678 |
6合目避難小屋改修工事(改築、携帯トイレブース設置等)
|
24,574 |
12,287 |
12,287 |
元谷避難小屋修繕 【完成】 |
2,997 |
1,498 |
1,499 |
ユートピア避難小屋修繕 【完成】 |
6,847 |
3,423 |
3,424 |
夏山登山道修繕工事(木道全面改修、階段工、頂上木道移転)
|
313,598 |
156,797 |
156,801 |
行者谷登山道修繕工事 【完成】 |
16,253 |
8,126 |
8,127 |
駒鳥避難小屋改修工事 |
66,045 |
33,022 |
33,023 |
合計 |
625,669 |
312,830 |
312,839 |
※経費は、平成28年度から令和元年度の実績額又は計画額を記載しています。
※駐車場整備、大山寺参道トイレ整備等の経費は含まれません。
※県が発注等を行ったものであり、その他団体等により行われたものは含まれません。
登山者の皆さまに安全、快適に大山に登っていただくため、登山道の補修や避難小屋便所等の管理、修繕を行っています。
1.維持管理業務
(1)登山道
・木道ロープ支柱購入、ヤシ繊維土のう購入、山頂木道桟木購入等
・登山道の補修、点検、倒木及び危険木処理等管理委託
(2)頂上、6合目避難小屋
・頂上避難小屋便所清掃、浄化槽等管理委託
・頂上避難小屋便所詰まり改善、洗浄管取替修繕、汚水汲取り用ポンプ修繕、窓修繕等
・頂上、六合目携帯トイレブース設置、携帯トイレキット購入等
2.経費(単位:千円)
区分 |
平成29年度 |
平成30年度 |
令和元年度 |
合計 |
3か年平均 |
登山道 |
379 |
219 |
886 |
1,484 |
― |
避難小屋 |
3,048 |
2,524 |
2,267 |
7,839 |
― |
小計 |
3,427 |
2,743 |
3,153 |
9,323 |
3,108 |
携帯トイレ |
― |
4,800 |
663 |
5,463 |
1,097 |
合計 |
3,427 |
7,543 |
3,816 |
14,786 |
4,205 |
※携帯トイレの平成30年度経費には携帯トイレブースの設置工事費を含みます。携帯トイレの平均額は携帯トイレブースの設置工事費を除いた額の2か年の平均です。
※維持管理費については、一部を大山町が負担しています。また、令和元年度には、社会実験で収受した協力金の一部を充当しました。
【参考】環境省HP:大山における受益者負担の仕組み(入山料等)の検討のための社会実験で収受した協力金の使途について(http://chushikoku.env.go.jp/pre_2020/post_116.html)
大山の登山道の修繕や山頂トイレの維持管理などのため、登山者の方々に任意の協力金という形で必要な費用の一部をご負担いただく仕組みを検討しており、令和元年度に環境省、鳥取県、大山町や地元団体等で実行委員会を立ち上げ、社会実験を行いました。
実験結果等を踏まえ、制度導入について引き続き検討を行っています。
※社会実験の結果等については、こちらでご確認ください。
⇒ 環境省HP:大山の保全のための受益者負担の仕組み(入山料等)の検討のための社会実験の結果のとりまとめについて( http://chushikoku.env.go.jp/pre_2020/post_111.html )
⇒ 大山入山協力金制度(令和4年6月5日開始)
(https://www.pref.tottori.lg.jp/305255.htm)