○日程 令和2年10月14日~23日
○参加者 女性/1名
○業種 ライター・ディレクター
○滞在先 鳥取市、湯梨浜町、大山町、南部町
スケジュール
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体験レポート
1.民藝めぐり
器や焼き物が好きなので、民藝がさかんな鳥取の焼き物を見るために鳥取駅からもバスで10 分とアクセスがいい器屋うらので器を見た。鳥取県内や島根にとどまらず、幅広い地域の作家物の焼き物がセレクトされており見応えがあった。希少な牛ノ戸焼の片口を購入。ほかにも鳥取駅近くの民藝通りで3 店舗をまわった。
また、南部町の法勝寺焼の窯元をゲストハウスオーナーの友人の打ち合わせについて同行し見学。焼き物の釉薬の配合や原料について話をうかがい、ギャラリーで買い物。個人的に好きな作風のものが多く、迷った末に法勝寺窯の器を1 点購入。来月末に展示会、1 月には山陰の窯元がほとんど出展する百貨店イベントがあるため、またぜひ来たい。
2.大山ぐるっとタクシー南部町里山周遊コース
南部町のゲストハウスてま里オーナーのすすめで、米子駅にある米子市国際観光案内所から出ている「大山ぐるっとタクシー」で南部町を観光。里山周遊コースで裕生出会いの館→カフェド穂のか→ジェラート屋を周る。
3 時間貸切で1000 円でコストパフォーマンスがよく、多様なコースがあり、大山エリアの主要観光地はほとんど抑えられているため、車を使わずに移動している人にとってはとても便利である。大きめの車両(つばめタクシー)なので乗降もしやすく快適である。観光案内所の方も運転手の方も、都合に合わせてルートのおすすめなどを融通してくれるため、初めて大山エリアを観光する人にとっても、常連にも使い勝手がいいと感じる。
裕生出会いの館は、お金のないコレクターがガリ版印刷で冊子を自主制作し、郷土玩具やポスターやお札と物々交換で、3000 点収集していくという当時では考えられないやり方で様々なものをコレクションしており、現在では貴重な物が数多く収容されている。
館長が詳しく生い立ちからコレクションについても解説してくれ、非常におもしろい場所である。
ジェラート屋パッチェリービーは、地元の柿やお茶を使ったフレーバーが豊富にあり地元の人気店である。
今回は合わせ柿、いちじくシナモン、焙煎玄米をいただいた。店先では地元農家の野菜や果物、はちみつや漬物なども販売しており、小さな産直のようにもなっている。また、コスモス畑もあり景観もいい。