コミュニティ・スクールと地域学校協働活動を一体的に進めるためのワークショップ

【熟議】ワークショップの進め方

ワークショップの様子 熟議とは、学校と地域住民で「熟慮」と「議論」を重ねながら課題解決をめざす対話のことで、活発な議論により、的確に多くの人の意見を反映することができます。


  

具体的なプロセス

  1. 多くの当事者(保護者、教職員、地域住民等)が集まり、「学校や地域の課題」を共有し、
  2. そのことについて学習・「慮」し、「論」することにより、
  3. 互いの立場や果たすべき役割への理解が深まるとともに、
  4. それぞれの役割に応じた解決策が洗練され、
  5. それぞれが納得して自分の役割を果たすようになる。

熟議のテーマ(例)

ワークショップの例

学校を中心とした防災教育のワークショップ(日野町)(画像クリック拡大)

  • 子どもたちがどう育ってほしいか
  • 学校と地域が一緒にやれることは
  • いじめを撲滅するには
  • 下校時の安全をどう確保するか
  • 学力を向上させるには
  • 教育に地域の力をどう生かすか
  • 学校と地域の合同運動会について
  • あいさつ日本一の町を目指すために
  • 地域に貢献できることは
  • 郷土学習で何を伝えるか
  • メディアとのつきあい方

矢印目標やビジョンを共有

「熟議」の展開例

オリエンテーション(5分)

なぜ、熟議開催に至ったか確認する。

テーマに係る資料の共有(10分)

テーマについての知識・背景を共有する。

熟議(前半)(20分)

自己紹介→付箋を用いて意見(思い)をたくさん出す。

熟議(後半)(15分)

前半で出た意見について、方向性をもって話し合う。

グループごとの発表(5分)

各グループ1分程度でまとめ、全体で発表する。

終わりのあいさつ(5分)

今後の話し合いの場をどこで持つか提案する。

フォーマットダウンロード

「地域とともにある学校づくり」「学校を核とした地域づくり」をすすめるためのワークショップで以下のフォーマットを御活用ください。

フォーマット(1)~(4)をダウンロードのうえ、模造紙等に印刷してご利用ください。
※フォーマット(1)については、ワークショップの手順を参考にしてください。

アイコンフォーマット(1)についてのワークショップの手順(PDFファイル374KB)

フォーマット(1)

フォーマット(2)

フォーマット(3)

フォーマット(4)

  

地域学校協働活動マップ

地域学校協働活動マップ活用例

地域学校協働マップ(北栄町立大栄中学校)

 今ある活動を大切にしながら、目標・ビジョンに向かって地域全体で子どもたちの学びや成長を支えるとともに、「学校を核とした地域づくり」をめざして、地域と学校が相互にパートナーとして連携・協働して行う様々な活動を見える化することで、次の取組につながります。


地域学校協働活動マップ(フォーマット)ダウンロード

※上の画像は活用例です。画像をクリックすると拡大してご覧いただけます。(PDFファイル178KB)

  

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