令和3年11月21日(日)、「地面の下を調べてみよう」を開催しました。
もともと8月16日に予定していましたが、鳥取県版新型コロナ警報が発令されたため、延期しておりました。
ついに開催することができて、しかもとても良い秋晴れとなり、本当によかったです!
今回は9名の方にご参加いただきました。
講師は、毎年お世話になっている「中国地質調査業協会鳥取県支部」の皆様です。
地盤を調べるプロ集団ですね。
最初に岩美町又助池に移動し、工事用のハンドブレーカーを用いた地面の下の土を採取する方法を見学していただき、サンプラーの引き上げを参加者に体験してもらいました。
機械はとっても重いけど、引き上げは結構楽々!?
次に簡易試料採取機ホルカによる土の採取を見学していただきました。
プロの方々が機会を操る姿はカッコよかったです!
地面の下2mまで掘り、コアを抜き取った後は、穴に地下水の水位計を入れて地下水位を測定しました。
おおむね1.6から1.7mに地下水があることが分かりました。
又助池での最後は、人力でのボーリング(ハンドオーガーボーリング)を体験していただきました。
順番に少しずつ掘り、深さ1m程の試料を採取できました。
みんな一生懸命取組みました!
又助池での体験の後は、岩美町立渚交流館で、講師の方のお話を聞き、オリジナルの「礫スケール」を作成しました。
その後、礫スケールを参考にしながら、又助池で掘った土を観察しました。
観察と記録は、地質調査業協会の方が丁寧に指導して下さりました。
土もよく見ると、深さによって色や粒の細かさ、濡れ方が全く違うことが分かりました。
参加して下さった方、中国地質調査業協会鳥取県支部の皆様、ありがとうございました!
アンケートでご質問いただいたことにお答えします。
こちらのファイルをご覧ください。→(pdf:938KB)