スタッフの紹介
徳田直希(医師)
卒後4年、2018年1月より診療を行っております。私は常日頃より、神経内科は「考える」医療だと思っています。例えば「歩けない」と言われる患者さんの体の中で一体何が起こっているのか、原因が脳、脊髄、末梢神経、筋、はたまた別の何かなのかを見極めなければなりません。原因を直接目で見て確認することは難しいですから、入念な問診や診察で予測を立て、様々な検査を行い、得られた材料からその病態を頭の中で組み立てていくことになります。また、神経内科が担当する患者さんには、「治らない」病気、いわゆる難病を抱えた方々も多くいらっしゃいます。そのような方々にとって、今後どのようにして過ごしていくのか、というのが非常に大きな意味を持ちます。医療スタッフの一員として、患者さんひとりひとりの日常に踏み込んで、より良い生活の手段を一緒に考えていく必要があります。「考える」医療をみなさまと進められることを心よりお待ちしております。