米子市淀江町に計画されている産業廃棄物管理型最終処分場について地下水等調査会（第５回）が５月２２日に開催されました。
会議では、事務局を務める県が▽「天の真名井」や「本宮の泉」などの名水と計画地周辺深部の地下水の水質が類似している▽福井水源池（米子市水道局）は主に淀江平野の深い地下水層から取水していると推定されることなどを報告。委員からは、地下水の水位や水質をさらに整理して、水理地質構造（地下水の分布を含む地質構造）を検証していく必要があるとの意見が出されました。
今後、水文調査（地下水位や河川流量の連続観測）や水質分析を継続しながら、計画地周辺の水理地質構造を詳細に解明・推定した上で、３次元シミュレーションモデルを構築し、地下水の流れを把握します。
次回の調査会は、秋ごろの予定です。
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