令和3年10月19日
総務部長
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、本県では医療提供体制の充実と感染防止対策の徹底、県内経済の再生に向けた施策について最重点課題として取り組むとともに、本年4月に改訂した第2期総合戦略「鳥取県令和新時代創生戦略」に基づき、感染症に強い地域づくり、強靭な防災基盤の構築、関係人口の創出など都市部の人や企業を引き込む施策に加え、新たな経済成長の原動力となる県内経済のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進や脱炭素社会に向けた取組などの重要施策を展開しているところである。
これらを踏まえ、総選挙後の新たな国の予算編成等の動向を睨みながら、令和4年度鳥取県当初予算の立案にあたっては、コロナ禍の克服や県内経済の立て直し、さらにはポストコロナを見据えた地方創生の実現に向けた環境づくりについて、機動的かつ効果的に政策を展開しなければならない。
その際、「財政誘導目標」を踏まえ、将来への負担をできる限り増やすことなく、持続可能な県政運営の道筋を堅持することとし、行財政改革の推進やスクラップ・アンド・ビルドの徹底など、引き続き、事業の大胆な見直しと重点化を図る。また、働き方改革として、予算要求業務の省力化、負担軽減に向けた取組の実施など、効率的な予算編成を行うとともに、「鳥取型オフィスシステム」を活用した予算要求聞取など、新型コロナの感染拡大防止にも配慮した予算編成作業を行う。併せて、国の動向に注視しつつ、補正予算編成にも機動的に対処していく。
ついては、以下の事項に留意されたい。