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博物館の紹介 


【山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館】学芸員(博士(理学))

解説の様子【担当】
2016年から山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館の推進担当として、山陰海岸ジオパークの普及・啓発と、山陰海岸エリアの地質の調査研究をしています。

【専門】
火山の岩石・地質を専門としています。大学・大学院・ポスドク時代の約10年間は小笠原群島の成り立ちについて研究していました。現在は鳥取県東部に分布する大昔の火山岩について興味を持っており、鳥取大学の研究者と協力して、いつ・どのような火山活動が起こっていたのかを調べています。火山以外の岩石についても日々勉強中です。

【ひとこと】
わたしたちのまわりの山や海岸にみられる石や地層、地形は、地球の途方もなく長い歴史を語ってくれます。私と一緒に楽しく地球を学びませんか?気になる石や地形に出会ったら、気軽にお問合せください.

【企画展等】
2020年「キョウコのときめく石の世界展」山陰海岸国立公園鳥取砂丘ビジターセンター企画展(山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館共催)
2020・2021年「山陰海岸の漂着物・海ごみを知ろう」山陰海岸国立公園鳥取砂丘ビジターセンター企画展(山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館共催)

【ニュースレター】
山陰海岸ジオパークニュースレター Geofield(毎月1回発行)
山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館のスタッフが交代で執筆しています。
 (リンクhttps://www.pref.tottori.lg.jp/272922.htm

 

【著書等】

・菅森義晃 編著(2022)自然と神話と私たちをつなぐ地球の物語 ~ジオストーリーでひもとく因幡西部(鳥取市西部)の地形と地質~.鳥取大学CoREブックレットシリーズNo.2,今井出版68p.(金山は本文の一部を執筆した)

・藤原勇樹・松原典孝・金山恭子・太田悠造・山本一幸(著),吉谷瑞樹(編),小玉芳敬・松原典孝(監修)(2022)「GEO×アクティビティプロジェクト〜居組海岸編〜 68p. 山陰海岸ジオパーク推進協議会.(非売品)

・郡山鈴夏・金山恭子・太田悠造(著),岩本有樹(編),小玉芳敬・菅森義晃(監修)(2020) GEO×アクティビティプロジェクト 浦富海岸編.山陰海岸ジオパーク推進協議会,62 p.(非売品)
・菅森義晃・小玉芳敬・金山恭子(2020)地球科学で読み解く白兎海岸~因幡の白兎伝説の舞台裏~.22p.(小冊子)
・海野進・石塚治・金山恭子(2016)母島列島地域の地質.地域地質研究報告(5万分の1地質図幅),産総研地質調査総合センター,46p.

 
【論文等】
(1)普及活動報告

・金山恭子・太田悠造(2022)鳥取県,浦富海岸のガイド資料作成過程での科学的知識の共有.地形,43,41-54.

・金山恭子 (2020) 地球科学への新しいトビラ~企画展「キョウコのときめく石の世界展」とギャラリートーク「あなたの知らない石の世界」~.鳥取地学会誌,24,49-58.

 

(2)郷土の自然や偉人の紹介

金山恭子(2022)とある偉人の真夏の大冒険(詳細版)~徳田貞一『十一国無銭旅行記』を読んでみよう!~.鳥取地学会誌,26,41-46.

 

(3)研究関係
Ishizuka, O., Taylor, R.N., Umino, S., and Kanayama, K., 2020. Geochemical evolution of arc and slab following subduction initiation: a record from the Bonin Islands, Japan. Journal of Petrology, 61, https://doi.org/10.1093/petrology/egaa050.
Umino, S., Kanayama, K., Kitamura, K., Tamura, A., Ishizuka, O., Senda, R., and Arai, S., 2018. Did boninite originate from the heterogeneous mantle with recycled ancient slab? Island Arc, 27, e12221, doi: 10.1111/iar.12221.
Umino, S., Kitamura, K., Kanayama, K., Tamura, A., Sakamoto, N., Ishizuka, O. and Arai, S., 2015. Thermal and chemical evolution of the subarc mantle revealed by spinel-hosted melt inclusions in boninite from the Ogasawara (Bonin) Archipelago, Japan. Geology, 43, 151-154.
Kanayama, K., Umino, S., and Ishizuka, O., 2014. Shallow submarine volcano group in the early stage of island arc development: geology and petrology of small islands south off Hahajima main island, the Ogasawara Islands. Journal of Asian Earth Sciences, 85, 1 - 25.
Ishizuka, O., Umino, S., Taylor, R. N. and Kanayama, K., 2014, Evidence for hydrothermal activity in the earliest stages intraoceanic arc formation: implication to ophiolite-hosted hydrothermal activity. Economic Geology, 109, 2159-2177.
Kanayama, K., Umino, S. and Ishizuka O., 2012, Eocene volcanism during the incipient stage of Izu-Ogasawara Arc: Geology and petrology of the Mukojima Island Group, the Ogasawara Islands. Island Arc, 21, 288-316.
Ishizuka, O., Tani, K., Reagan, M., Kanayama, K., Umino, S., Harigane, Y., Sakamoto, I., Miyajima, Y., Yuasa, M. and Dunkley, D. J., 2011, The timescales of subduction initiation and subsequent evolution of an oceanic island arc. Earth and Planetary Science Letters, 306, 229-240.
・海野進・金山恭子・石塚治(2011)海洋から島弧へ:小笠原諸島はどのようにして生まれたか.科学,岩波書店,8, 765 - 771.

 

【学会発表等】
(1)普及活動報告
・金山恭子・太田悠造(2021)山陰海岸ジオパークにおける「マリンアクティビティ活性化プロジェクト」について.日本地形学連合2021年秋季大会.
・金山恭子(2021)『大山と鷲峰山の背比べ』を地球科学的に検討してみた.第11回日本ジオパーク全国大会島根半島・宍道湖中海大会.(ポスター)
・金山恭子・飼牛明・岩本有樹・松原典孝・源関絢・澤恵美子・中川樹菜・北邑沙也可・池添かがり(2020)山陰海岸ジオパークの砂丘・潟湖(ラグーン)地域における人々の暮らしと地域資源を活用した観光・教育の取り組み.日本地球惑星科学連合2021年大会,HCG34-P01.(ポスター)
・金山恭子・太田悠造・岩本有樹・郡山鈴夏・山下明男・小玉芳敬・菅森義晃・佐野恭平(2020)民間・行政・専門家連携による海のアクティビティガイド資質向上に向けた取り組み~山陰海岸ジオパークGEO×アクティビティプロジェクト~.日本地球惑星科学連合2021年大会,MIS21-P03.(ポスター)
・金山恭子(2019)地域住民に地球活動を伝える際に大切なこと~地球科学系ポスドクから学芸員(補)へ転職して4年間の気づき~.日本地球惑星科学連合2021年大会,O08-05.
Kanayama, K., Yamashita, N., Ando, K., Asada, K., and Kishimoto, H. (2018) Geopark Trail connecting cities, nature and our histories: San'in Kaigan Geopark, Japan. 8th International Conference on UNESCO Global Geoparks (oral presentation).
Yamashita, N., Ando, K., Tokuda, Y., Asada, K., Kishimoto, H., Furukawa, Y., and Kanayama, K. (2017) Geopark trail connecting cities, nature and our histories: San'in Saigan Geopark, Japan. 5th Asia Pacific Geopark Network (APGN) 2017 (poster).
Kanayama, K., Takasu, K., Ashikaga, H. and Endo, T. (2016) "Geopark Science School" for learning earth sciences and our region. 7th International Conference on UNESCO Global Geoparks (poster).

 

(2)研究関係
・金山恭子・菅森義晃(2021)鳥取県東部の新生代火山岩類のK-Ar年代および記載岩石学的特徴(予報).鳥取地学会第26回研究発表会.
・金山恭子・澤村奈々子・菅森義晃(2021)鳥取県東部の新生代後期火山岩類の主要・微量元素組成(予報).鳥取地学会第26回研究発表会.
・金山恭子(2017)プレート沈み込み帯形成初期の火山活動:小笠原群島の地質と岩石.鳥取地学会第22回記念講演会.

 


最後に本ページの担当課    鳥取県立博物館
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