西本 幸希(県土整備部 八頭県土整備事務所 道路整備課/令和3年度採用)

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新規採用職員へのインタビュー

現在の業務内容

 道路工事の設計書の作成、施工業者との協議や現場立会(施工状況の把握)が主な業務です。

 

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仕事のやりがい

 やはり自分の携わった仕事の成果が目に見える形で残ることです。完成した道路を見たときは、着工前との変化を大きく実感でき、その変わりように驚きます。
 道幅が広くなったり、対向車線が見やすくなったりと、道路の安全性の向上を実感すると同時に、少しは自分も地域に貢献できているのかなと感じることができます。

 

 

印象に残っている出来事

 災害査定を受けたことです。災害査定とは、災害が起こって復旧作業に取り掛かる際に、復旧に必要な予算を国に申請し許可をもらうことです。災害ということもあって、設計書を早期に作成し、発注を行うまで迅速に対応する必要があるので大変でした。設計書の作成に携わるのは、その時が初めてだったこともあって、通常業務も圧迫されてしまいましたが、上司にサポートしていただきながら乗り越えられてよかったです。

 

 

異動を伴うことについて

 異動があることは生活する場所等も変わるので大変なところもあるかもしれません。ただ、県内のいろんな地域に触れられて、鳥取のことをより知ることができるきっかけになると思います。先輩職員と一緒に仕事をしていても感じますが、この道がどこからどこに繋がっている道なのか、県内の道路のことも異動を通してどんどん詳しくなると思います。

 

 

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県職員を志望した理由

 大学では、主に経営学を学んでいましたが、土木分野も学べる学部だったので、土木に触れる機会がありました。私は生まれてからずっと県内で過ごしてきたので、これまで学んだ分野の中から鳥取で地域貢献できる職業は何かを考えたときに、土木職という選択肢がありました。地方だと、どうしても車社会になってしまうところがあると思いますが、その交通の便をより良くすることが地域貢献につながると考えたからです。なかでも県職員は、特定の地域ではなく県内全域に携わることができる点も良いなと思いました。純粋に生まれ育った鳥取県が好きで、鳥取に貢献したいという思いがありましたね。

 

 

入庁して驚いたこと

 私は現在、道路を担当していますが、道路に限らず様々な分野に携わることができる点です。どこかで災害が起こると、その被害はいくつかの土木施設に及ぶ場合がほとんどです。例えば、河川が氾濫すれば、堤防の道路も被災するというような感じです。そうすると、自然と対応する分野も幅広くなるので、いろんな知識が身についてきます。
 また、入庁後に土木技師の業務に関する研修をしっかり受けることができたので、大学で土木分野を専攻していなかった私でも、大きなギャップを感じることはありませんでした。

 

 

 仕事で心がけていること

 協議書を作成し、先輩職員に確認してもらう前に、法律や基準を必ず確認して根拠を説明できる状態にしておくことです。日頃から基準書や条文を読んだり、勉強は必要ですね。
 その他には、施工業者のかたと現場で接しますが、専門用語などのわからないことがある時は、理解できるまで確認するようにしています。そこで問題があってはいけないので、わからない点はしっかり聞くようにしています。

 

 

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 県職員の魅力

 この仕事をしていないと行かないようなところに足を運ぶ機会が多く、鳥取県内の各地域のことをより知ることができる、日々発見があるところです。しっかりと休みが取れるところも、仕事のメリハリがつけられる環境が整っていて良いところだと思います。
 新採ならではというところだと、入庁当初から上司や先輩にしっかりサポートしていただきながら担当業務を任せてもらえるところです。特に入庁して半年ほどは必ず諸先輩方が現場に同行し、様々なことを指導してくださいます。早くから現場に出させてもらえることは大変な面もありますが、自分の目で見ないとわからないことも多く、施工業者の方から直接話を聞く貴重な機会でもあるため、その分成長は早いのかなと感じます。

 

 

 

 

 

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