〇身近なSDGsを実践
SDGsを学び、身の回りで実践に取り組む児童・生徒を「とっとりSDGs子ども伝道師」に任命する制度をスタートしました。
7月に任命された久松小学校(鳥取市)では、5年ほど前から着なくなった服を回収して世界各地の難民に送る衣料支援に取り組み、今年は約900着が集まりました。6年生の島田和香さんは「難民のことを学び、当たり前と思っていた自分たちの生活がそうではないことに気付いた」と話し、衣服や食べ物を大切にする気持ちが高まったといいます。
7月7日の任命式では、家庭から持ち寄ったペットボトルで作った風鈴を6年生が県庁ロビーの笹につるしてSDGsへの願いを込めました。原修一君は「校内だけでなく、SDGsへの理解を地域に呼びかけて活動の輪を広げたい」と、子ども伝道師としての責務に意欲を燃やしていました。
伝道師として活躍する久松小の児童
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