職員メッセージ動画
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https://youtu.be/PkUAJ-eDB0g
これまでの経歴
平成23年4月~ 西部総合事務所 生活環境局環境・循環推進課
平成27年4月~ 生活環境部 水・大気環境課
平成30年4月~ 中部総合事務所 生活環境局環境・循環推進課
令和 2年4月~ 現所属
現在の業務内容
環境影響評価に関する業務、環境審議会に関する業務、環境白書に関する業務を行っています。
環境影響評価の仕事では、例えば、道路や空港といった大きなインフラ等を整備する際に、その施設ができることで環境上どんな影響があるのかを調査しています。
環境審議会とは、県の環境に関する施策や計画について、有識者の方々からご意見を伺い、県の今後の方向性を決めていくものです。私は、主担当として審議会の運営に携わっています。
環境白書の仕事では、県内の環境の現状等を毎年とりまとめ、ホームページで公表しています。
このほかにも、今は新型コロナウイルスの影響で開催できていませんが、北東アジアサミットといって、国外の環境部局と環境に関連した交流を行う事業も担当しています。
仕事のやりがい
今の所属では、環境審議会の業務のほかにも、県の環境基本計画である「令和新時代とっとり環境イニシアティブプラン」の策定に携わっています。環境に関する県の大きな方向を決定する仕事に関われることに、とてもやりがいを感じています。
印象に残っている出来事
総合事務所の時ですが、廃棄物に関する仕事をしていた際に、実際に自分が住んでいる地区のごみ処理施設の審査に携われたことです。審査した施設が完成した時に、実際に足を運んでみましたが、自分の出したゴミがここで適正に処理されるのだなと実感し、改めて重要な仕事に携わっていることを認識しました。
大変だったけど、取り組んでよかったこと
同じく、総合事務所の時ですが、廃棄物に関する仕事をしていると、県民の方からゴミに関する苦情が寄せられることがあります。例えば、「あそこにゴミがたくさん放置してあるから撤去してください」といった苦情です。このような時には、ゴミを放置した当事者の方と交渉をするのですが、最初はなかなかお話を聞いていただくことが難しく、苦労することが多いです。ただ、交渉を続けた結果、最後にはご理解いただき、適正に処理された時には、頑張って良かったなと実感します。
県職員の魅力
総合化学職で入庁すると、多くの方が衛生技師として仕事をしていきます。衛生技師の仕事では、例えば総合事務所に配属になると、環境や公害に関わる仕事を行うにあたり、温泉の源泉、工場の水処理施設や煙突、水道施設や廃棄物処理施設の内部等、普段だとなかなか立ち入ることができない施設を見ることができる点は、この職種ならではの魅力の1つではないかなと思います。
また、研究員として、衛生環境研究所に配属になると、環境に関する分析や調査研究を行う業務もあります。大学で学んだ化学の知識を、分析、調査、研究に活かすことができるのも魅力です。民間企業では分析の仕事はあっても、調査研究の仕事は少ないと思いますので、大学の研究で身に着けた知識やノウハウを活かせるのではないかなと思います。
これからの目標
衛生技師として、これまで環境に関する様々な業務を行ってきましたが、環境と一括りにした中にも、水質、廃棄物、土壌など、細かく分野が分かれています。幅広い知識を持つことは必要なことですが、例えば何か1つの分野を深掘りしていって、「この分野のことはこの人がスペシャリスト!」と言われるような分野をつくりたいと思っています。
県職員を目指す方へのメッセージ
衛生技師の仕事は、環境に関する幅広い分野に渡って、様々な手続きや施策に携わっていきます。配属先によっては、初めて携わる分野だったり、やりたいこととは少し違う仕事に携わったりすることもあるかもしれません。ただ、どこに配属されても必ず先輩の衛生技師がいて、分からないことがあっても先輩に助けてもらいながら仕事を行っていくことができます。初めてのことであっても、新しい発見や、これは面白いなということもたくさんあります。ぜひ、一緒に頑張りましょう!