■質問への回答・補足説明はこちら>>(pdf:802KB)
今年も中国地質調査業協会鳥取県支部の皆さまを講師として迎え、「地面の下を調べてみよう」を開催しました。
朝から雲が空いっぱいに広がり、天候が心配されましたが、雨に降られることなく、現地観察に適した良い日和となりました。
近くは岩美町牧谷、鳥取市内、兵庫県新温泉町、遠くは大阪府箕面市から、大人子どもを含めて16名の方に参加いただきました。
岩美町又助池(またすけいけ)では、工事用のハンドブレーカー、簡易試料採取機ホルカを用いて地面の下の土を採取する様子を見学いただきました。
講師の方の指導のもと、参加者の方にも試料の引き上げを体験していただきました。
ハンドブレーカーでは地面の下2m、ホルカでは1mまでの土を採取しました。
次に、参加者みんなでハンドオーガーボーリングと普通のスコップ、両はさみスコップを使って土の採取を行いました。
音の出る水位計を掘った穴に入れ、地下水位を調べたところ、おおむね地表下1.27mから1.34mにあるのが確認できました。
現地体験の後は、岩美町立渚交流館にて、掘った土の観察を行いました。
講師の方が砂粒の大きさや色などの土の見方や記載の方法を丁寧に教えてくださいました。
又助池はどうやってできたのかのお話も聞きました。
今年は新アイテム、寒天地質模型が登場!
地面の下のイメージが膨らんだでしょうか?
また、ブラックライトを使った鉱物の観察も好評でした。
中国地質調査業協会鳥取支部のみなさま、今年も充実した体験を提供していただき、ありがとうございました!
今後も大地の成り立ちを楽しく学べる講座を開催していきたいと思います。
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