5月28日(日)に、自然講座「地図と親しもう(初級編)」を開催しました。
講師は、山登りの達人で、昨年の「フィールドで役立つロープワーク」にも講師をお願いした岩村孝之さんです。
小学2年生から4年生の子どもと大人、総勢10名に参加していただきました。
鴨ヶ磯(かもがいそ)駐車場(マイクロバス用)に集合し、地図(地形図)の見方や記号の意味、正置(せいち)の方法を学びながら、鴨ヶ磯を一周しました。
途中、「水尻洞門(みずしりどうもん)付近から見える島は、地図のどれだ」、「地図上の島は、展望所から見えるのか」といったクイズをしました。
参加者は、持参したコンパスと地図で、あれこれ悩みながら挑戦されていました。
また、酒宴洞門(さかもりどうもん)北側から県道に抜ける新しい道は地形図に載っていなかったので、それぞれ地形図に道を書き込みながら駐車場まで戻りました。
(1)展望所で地形と地図を比べているところ
(2)新しくできた道を地図に書き加えている様子
今回は初級編ということで、地図記号やコンパスの使い方などの基礎的な説明をしましたが、子どもたちはちょうど学校で習ったばかりということもあって、飽きることなく地図と親しみました。
参加者からは、「等高線がわかった」、「コンパスの使い方がわかった」、「一枚の地図から色々な情報が読み取れることがわかった」などの声が寄せられました。