日時
令和5年8月18日(金)午前10時から11時まで
場所
旧・黒坂小学校(日野町黒坂1560-1)
出席者
・黒坂フェスタの会 代表 梅林敏彦氏
・黒坂連合区 坪倉敏氏
・日野町長、副町長、総務課長、企画政策課長、中山間地域振興監
・知事、地域社会振興部長、輝く鳥取創造本部長、西部総合事務所長、日野振興センター所長
意見交換テーマ
地域づくりと地域社会の維持
〔主な意見等〕
(黒坂地区の取組等)
・黒坂地区に再び賑わいを取り戻すため、令和元年10月に黒坂フェスタを初開催して以降、コロナ禍であっても規模を縮小して継続して開催してきた。その成果もあり、若い女性やITの専門家など徐々に協力者も増えてきた。
・昨年、日野高校の寮の生徒が参加し、これをきっかけに地域づくりを目的とした任意団体「みらいず」が結成され、高齢者向けスマホ教室の開催などを継続して実施している。
・地域の高齢者の困りごとの一つが運転免許の更新。米子市内の自動車学校で講習を受ける必要がある。地元で更新できる方法を検討してほしい。免許を更新するか返納するかでこれからの生き方が変わってくる。
(移動販売事業)
・移動販売には拠点となる母店が必要だが、母店は地域のスーパーとしても存続が求められている。移動販売だけでなく母店の安定した運営も求められる。
・町からは、委託料のほか店舗運営費の支援等を受けているが、燃料や物価の高騰や従業員の給与などが事業全体の経営難に拍車をかけているため、中山間地域の買い物対策にご支援を頂ければうれしい。
〔知事発言〕
・黒坂フェスタの取組や若い人の力を導入することは、定住の促進や少子化対策に役立つものと思われるので、モデル的なプロジェクトとして協調させていただきたい。
・買い物事業は、設備の維持や更新に経費がかかり一定の収益を上げないと自転できないので、地域で支えていくことも考えていかなければならない。
・県の買い物支援は自由度の高いものとしているので、日野町で買物環境確保計画を策定していただければ、県も一緒に支援していきたいのでぜひ活用してほしい。
・高齢者の免許更新については、意見があったことを県警本部に伝えさせていただく。
意見交換の様子