診療内容
過活動膀胱、前立腺肥大症、神経因性膀胱
病態を評価し、適切な治療選択を行います。薬物治療だけで効果が乏しい方には外科的治療を行うこともあります。当院では前立腺肥大症が強い方には、HoLEP(ホルニウムレーザー前立腺核出術)を行います。HoLEPは内視鏡の先についたレーザーメスで肥大した患部を切除する治療法になります。
前立腺がん
近年では前立腺がんと診断される方が増加しています。当院では前立腺がんの診断から薬物治療、放射線治療を行います。診断に関しては超音波を使用して、直腸から前立腺の組織採取を行います。外科的治療が必要な場合には、適切な医療機関へ紹介を行います。術後安定している方のフォローも当院で行うことができます。
膀胱がん・上部尿路がん(尿管がんや腎盂がん)
画像検査や尿道から内視鏡を挿入して、診断をつけます。早期の膀胱がんであればTURBT(経尿道的膀胱腫瘍切除術)を行います。TURBTは尿道から膀胱内に内視鏡を挿入し、がんを電気メスで切除する治療法で、検査も兼ねて行います。さらなる外科的治療が必要な場合には、適切な医療機関へ紹介を行います。また、転移があり根治治療が難しい方には抗がん化学療法を行います。
尿路結石症
尿管結石や膀胱結石の診断および治療を行います。結石を砕く治療が必要な場合には、尿道から内視鏡を挿入して、直接結石を確認しながらレーザーを用いて結石を小さく破砕して体外に取り出します。