8月25日(日)あおや和紙工房で「オリジナル和紙を作ろう」を開催しました。
青谷の伝統工芸である「因州和紙」を体験することで、ジオパークとのつながりを知ってもらうことが開催目的です。
まず、当館の安藤副館長が、青谷地域の地質の特徴と人々の生活や和紙作りとのつながりについて解説しました。その後、あおや和紙工房の職員の方から、因州和紙の歴史・特徴と和紙の材料や和紙作りの工程について丁寧に教わりました。
本来、和紙は多くの工程を経てできあがりますが、あおや和紙工房では、短時間で和紙作りの体験をすることができます。(※通常の和紙作り体験は有料)
まず、和紙の材料が入った入れ物に木枠を入れ、紙をすきます。そして、できあがりをイメージしながら、ぬれたままの和紙に模様を入れ、水気を絞ります。最後に、熱い鉄板に和紙を貼って乾かし、できあがりです。
迷いなく大胆にデザインされる方もいて、サクサクと作業が進みます。
イベントの最後、参加者の皆さんは、工夫を凝らし、思い思いの模様をつけ出来上がった作品を披露しあいました。
参加者からは「和紙作りの説明を聞き、ますます和紙のことを好きになった。」「楽しんで参加することができた。」「とても良い体験ができた。」などの感想をいただきました。
あおや和紙工房の職員の方々のご協力をいただき、無事終了することができました。ありがとうございました。