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当院では、診療情報等を用いて臨床研究や診療データベースへの登録をおこなうことがあります。その場合、国が定めた倫理指針に基づき、オプトアウトの手続きを取っています。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲で、研究に関連する資料を閲覧することができます。
また、診療情報等の提供についてご了承いただけない場合には、研究対象としません。その場合でも、患者に不利益が生じることはありません。
研究に関するご質問やお申し出があれば、各研究の代表者がお応えします。

診療情報等とは

診断及び治療を通じて得られた傷病名、処置や投薬内容、検査又は測定の結果、看護記録等診療に関連した記録を指します。

臨床研究とは

人(試料・情報を含む。)を対象として、傷病の成因や病態の理解、傷病の予防方法、診断及び治療方法の改善・有効性等を検証することで、健康の保持増進や傷病からの回復、生活の質の向上に資する知識を得ることを目的に行う研究のことです。

診療データベースとは

特定の条件に当てはまる診療情報を全国で体系的に把握するための情報のかたまりのことで、診療の質の向上に資する分析により、最善の医療を提供し、適正な医療水準を維持することが可能になります。

オプトアウトとは

文書での同意を得る代わりに、情報(研究の概要)を通知又は公開し、研究が実施・継続されることについて患者が拒否できる機会を保障する方法のことです。