令和6年11月6日、福岡県の乳用牛飼養農場において国内では初めてとなる「ランピースキン病」の発生が確認されました。11月11日現在まで福岡県の3農場、熊本県の1農場にて本病の発生が確認されています。本病は近年アジア全域で感染拡大しているウイルス感染症で、症状として、全身の皮膚の結節や水腫、発熱、泌乳量の減少などの症状を呈し、生産性に影響を及ぼします。本病は、蚊、サシバエ、ヌカカなどの吸血昆虫を介した伝播や、血液を介しての感染が報告されています。届出伝染病であり、万が一発症した場合には発症牛(疑い牛含む)の隔離や生乳出荷や牛の移動の自粛が必要となります。毎日の健康観察を徹底し、本病を疑う症状が認められた場合には家畜保健衛生所まで連絡をお願いします。
●ランピースキン病リーフレット (pdf:181KB)
※国内・海外における発生状況等は下記農林水産省HPを御確認ください。
●農林水産省HP>>https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/lsd.html