防災・危機管理情報


養鶏関係者の皆様へ

 今までの発生状況によると鶏舎構造(開放鶏舎、ウインドウレス鶏舎など)、鶏種にかかわらず発生しています。また、発生農場の近くにはため池などが存在し、野鳥による感染の可能性が非常に高い状況です。本病の発生予防を図るため、飼養衛生管理基準の遵守が大切になりますが、特に以下の事項の徹底をお願いします。

  1. 毎日家きんの健康確認を行い、異状があった場合は速やかに最寄りの家畜保健衛生所へ連絡してください。躊躇なく早期通報をお願いします。
  2. 防鳥ネット、ネズミ駆除等の野生動物侵入防止対策や農場出入り口の消毒の徹底など、飼養衛生管理基準の遵守について再度点検をよろしくお願いします。特に懸念されるのは除糞ベルト、集卵ベルト、排水溝、ドアの隙間など鶏舎外とつながっている部分に隙間がないかということです。ネズミなどの野生動物の侵入によりウイルスを持ち込むこともあるため、隙間がなくなるようにネットや金網、発砲ウレタン等で徹底的にふさいでください。
  3. 人や車両の出入りの際の消毒(消毒槽、農場専用のフロアマット、石灰帯など)の徹底、記録による厳重管理をお願いします。人や車が農場内にウイルスを持ち込まないように、履物、車の内外回りすべてに注意が必要です。
  4. 鶏舎内ごとの長靴の履き替え、手袋の交換、手指消毒を徹底し、作業動線が交差しないようにしてください。 

■おしらせ■

 9月から4月まで、自己点検をして管轄の家畜保健衛生所に送付してください。また、対策ポイントを参考に定期的なチェックをお願いします。チラシ>チラシ(pdf:936KB)

  飼養衛生管理基準については、農林水産省ホームページをご覧ください。 

趣味で鳥類(鶏、あひる、七面鳥等)を飼養されている皆様へ

 趣味等で少羽数の鳥類を飼われている場合についても、本病の発生防止のため(上記の養鶏場における対策に準じて)特に次の点に注意してください。

1 エサ箱や水飲み場に野鳥を近づけない。

《例えば》
エサ箱や水飲み場は飼育小屋内に置く。
エサを飼育小屋の外にこぼさない。
飼育小屋の金網などの隙間、破れをふさぐ。
新鮮な水道水を与える。

2 庭や池での放し飼いは自粛し、当分の間、飼育小屋内で飼う。

3 飼育小屋内は専用の靴(長靴など)に履き替える。(長靴は小屋まで持ち運び、使用する前は必ず水洗し、小屋内のみの使用とする。)

4 異常を認めた場合は速やかに最寄りの家畜保健衛生所に通報する。

《異常とは》
・連続して死亡する。
・一度に複数羽が死亡する。
・複数羽が元気食欲がなくうずくまっている。 など  
5 鶏などの世話をした後は必ず手を洗い、うがいをする。
  

最後に本ページの担当課
   鳥取県農林水産部畜産振興局家畜防疫課
   住所  〒680-8570 鳥取県鳥取市東町1丁目220
    電話  0857-26-72860857-26-7286
         ファクシミリ  0857-26-7292
    E-mail  kachiku-boueki@pref.tottori.lg.jp

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