防災・危機管理情報


腸管出血性大腸菌感染症O-157では、下痢や腹痛、吐き気・嘔吐、発熱などがみられます。口から病原菌が体の中に入る(経口感染)ことによって、この病気に感染します。つまり、腸管出血性大腸菌に汚染された食べ物を食べることによって、また患者さんの糞便を介して、人から人へとうつります。食中毒の発生する季節には、腸管出血性大腸菌感染症にご注意ください。

 下痢や腹痛、発熱などがあったら、早めに医療機関を受診しましょう。

予防法

  1. 食事前や外出から帰ったとき、トイレの後はよく手を洗いましょう。
  2. 調理前には材料の鮮度等のチェックを行い、色やにおいに異常を感じた場合は調理を行わないようにしましょう。
  3. 清潔な器具や手で調理しましょう。
  4. 調理は、材料の中心までよく火がとおるように加熱しましょう。腸管出血性大腸菌は熱に弱く、75℃で1分以上加熱すると死滅します。特に、肉料理には十分な加熱をしましょう。
  5. 包丁やまな板をこまめに洗うことも大切です。また、洗浄を十分にしてから漂白剤や熱湯で消毒すると効果的です。
  6. O-157は低温にきわめて強い性質を持っているので、冷蔵庫を過信しないでください。
  

お問い合わせ先

 米子保健所 医薬・感染症対策課 難病・感染症対策担当
電話 : 0859-31-9317
  

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