防災・危機管理情報


  

開催日時

平成20年2月17日(日) 午後2時~4時
(天候不良のため終了予定時刻を30分繰り上げ)

開催場所

倉吉交流プラザ 視聴覚ホール(倉吉市駄経寺町)

出席者

表彰関係者、推進会議加入団体、一般、事務局 計68名

概要

○あいさつ 教育長

  • 以前実施した県基礎学力調査結果から、生活習慣と学力には相関関係があることが明らかになった。また、学力だけでなく、大人になって生きていくための人間力の一番土台となる部分が子どもたちの生活リズムと深い関係があると考えこの運動を進めてきた。キャンペーンを開始して3年を迎えたが、かなり根付いてきたように思う。
  • 全国学力学習状況調査でも全国に比べて良い結果がでており、今後も継続してしっかり取り組んでいきたい。 
  • 行政だけでなく、学校・PTA・地域・市町村教育委員会など、みんなで一緒になってやっていこうというコンセプトなので、協力いただいて、みんなで鳥取県の子どもたちにしっかりした人間力をつけいきたい。

 


<第1部>「広げよう!草の根実践」取組発表会

表彰式の様子

(1)表彰式

 ・優秀実践事例(8団体・個人)
 ・実践賞(16団体・個人)
 ・特別賞(2団体)

 

事例発表の様子

(2)優秀実践事例の発表


 ○日野町立黒坂小学校

  • やさしく、かしこく、たくましく生きぬく子どもたちを育てるため、保育所・PTAと連携し、ノーテレビ、子育て指針の作成、すこやか家族会議に取り組んだ。
  • 今後は、子育て指針の指標の数を絞り、より取り組みやすくする必要がある。
  • ノーテレビの取組がその日限りの実施とならず、継続して取り組んでもらえるよう、きっかけづくりやアプローチの仕方に工夫が必要。
  • 来年度は生活習慣全般にもう一歩進んだ取組を進めていきたい。

 

 ○境小学校父母と先生の会

  • 取り組みはじめから1年半なので、目に見えて子どもたちに変化はないが、保健室のベッドの使用率の減や朝ごはんの摂取率の向上等に成果があった。
  • モニター以外の人の関心が低いので、より多くの家庭で取り入れてもらえるようにするとともに、取り組んでもらいやすいよう仕掛け作りを行う必要がある。
  • 早寝早起ができたから良い、朝ごはんを食べたから良いと受け止めている保護者があるが、そうではない。この取組によって、家族のコミュニケーション、保護者同士の情報交換ができたり、学校との連携、地域とつながりができること等が子どもたちの成長につながっていくような活動としたい。

 

 ○鳥取市私立幼稚園PTA連合会

  • アンケート調査より、「幼稚園だけでなく、小中学校との連携が必要」「実施する際の一番の問題は父親」等の意見、「強制すべきではない」と取組へ反対する意見もあった。
  • アンケート調査結果より実施率60.2%。正式実施の浸透がまだまだ不足。
  • 幼稚園によって実施率に大きな開きがある。
  • 小中学校との連携が必要。
  • ケータイ・インターネットの問題が深刻になってきている。子どもたちは、光と影のボーダーラインの見極めができない。幼い頃からメディアとの関わりをしっかりと学んでもらうことが大切。また、メディアの問題は大人の問題であることをしっかり認識してこの活動を継続していきたい。

 



<第2部>第4回推進会議

(1)事務局報告事項

(2)意見交換会

  • 意見交換のテーマ「より多くの人に参加してもらうための啓発方法」については、鳥取市私立幼稚園PTA連合会の課題の中であった「継続してさらに広めていくこと」や「小中学校の兄弟との連携」という話に非常にヒントがあると思った。教育委員会は公立学校中心の発想なので、私立の学校の所管部局との連携が必要。
  • 小中学生の兄弟がノーテレビに取り組んでいないことが問題。また、幼稚園から小学校に入学した段階で取組が中断されてしまうことも問題であるため、小中学校との連携が必要。意見交換の様子
  • 倉吉市では、「教育を考える会」を地区公民館単位で開催しており、その中で、学校・家庭・地域が連携して取り組むための話し合いを行っている。例えば、灘手地区では、保育所・幼稚園と小学校が連携し、兄弟で取り組んでいる。来年は中学校にも取り組みの幅を広げる予定と聞いている。
  • 本日の発表はそれぞれ大変参考になるものだった。本校区内でも幼稚園等とも連携を図りながら充実した取り組みをしていきたい。
  • はじめてこのような会に参加したが、それぞれの発表が大変参考になるものであった。今後もこのような会があれば、ご意見等を参考とさせていただきながら本社としてできることを考える機会としたい。基本的生活習慣・規範意識の定着は、教育現場だけの課題ではなく、地域全体のことと捉え、今後も取組を進めたい。
  • 私立幼稚園PTAの取組はとても良いことだと思う。本校では、各学級PTAの草の根的な取組に力を入れている。PTA全体が一緒になって取り組むことも大切だが、各学年の実態や課題に応じてそれぞれが取り組んでいくことも大切ではないかと思う。
  • 来年度は、義務教育前から小学校あたりに焦点をしぼって、取り組む予定としている。
  

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