平成27年4月24日(金)に江府町佐川地内の国道181号沿いに、道の駅「奥大山」がオープンしました。平成25年度より江府町と県が共同で2億8100万円をかけて整備を行い、4月15日に「道の駅」の登録がなされ、鳥取県内の14駅目、日野郡内で最初の「道の駅」となりました。
当道の駅は、広島県、岡山県と鳥取県西部地域を結ぶ動脈である国道181号沿いに位置し、米子自動車道江府ICに隣接しています。日野郡内にはなかった24時間利用可能な道路休憩施設・情報提供施設を完備し、降雪や災害等により通行止めが発生した場合でも、24時間休憩・情報収集が可能となりました。
登録証授与式 物産館マルシェの様子
物産館マルシェエントランス みちくさ館の様子
こちらから道の駅「奥大山」公式ホームページにリンクします。
http://www.okudaisen.org/station/
道の駅「奥大山」全景
平成26年12月6日(土)に県道日野溝口線矢倉峠工区が全線開通しました。旧道では、幅員が狭くカーブが多い交通の難所でしたが、日野町黒坂地区から米子方面への最短ルートが2車線の整備された道路で円滑に通行できるようになりました。
また、開通式は雪の降る中の開催でしたが、地元の方々の餅つきやじゃぶ汁等の振る舞いもあり、とても賑やかになりました。
事業名:主要地方道日野溝口線矢倉峠工区県道改良事業
総事業費:約64億円
事業箇所:日野町下黒坂地区から伯耆町福岡地区
道路規格:第3種第3級(車道幅員6.0メートル、最大勾配7パーセント)
事業延長:3.52キロメートル
車線数:2車線
日野町側トンネル入口 開通式典の様子
地元の方の振る舞い
県道日野溝口線矢倉峠工区事業概要パンフレット pdfファイル(2526KB)
南大山地区基幹農道の開通式が平成25年4月12日(金)に開催されました。
南大山地区基幹農道は大山山麓からの渓谷を隔てられた受益地と農業施設とを有効に結ぶ道路として農産物市場への出荷の効率化や輸送時間の短縮を目的に、伯耆町大坂(一般県道大滝白水線)から江府町宮市(国道482号)までを接続する農道(L=8.4km)として、平成4年から整備してきました。
この農道の完成により、通作農産物輸送の利便性が上向するとともに、農村地域の集落間を連絡する生活道として、さらには防災上の代替道路としての役割も期待されています。
事業名:基幹農道整備事業(旧農林漁業用揮発油税財源身替農道整備事業)
事業費:総事業費7,930百万円
事業位置:日野郡江府町宮市~西伯郡伯耆町大坂
道路規格:第3種4級、設計速度40km/h
事業延長:全長8.4km(宮市貝田区間2.3km,吉原大坂区間6.1km)
渡り初めの様子 テープカットの様子
南大山基幹農道開通パンフレット(PDFファイル: 2097KB)
国道482号は、平成5年に主要地方道江府中和用瀬線が国道に昇格したもので、鳥取県江府町の国道181号から蒜山、鳥取市用瀬町、若桜氷ノ山を経由し京都府京丹後市まで続く延長333kmの道路で中山間地域を相互に連絡して地域の生活、産業、観光を支えています。
平成4年に米子自動車道が開通し、江府IC、蒜山ICの供用開始以降は交通量も増加してきましたが、江府町内の県境付近の区間は線形が悪く急勾配であるため特に冬期の交通に支障を来している状態でした。
このため、鳥取県では、安全で円滑な交通の確保を目的とし、平成6年から「下蚊屋バイパス」の整備を進めてきました。
平成24年4月15日には、2期区間の開通を祝い、式典とアトラクションが行われました。
事業位置 : 日野郡江府町下蚊屋
事業延長 : L=2,500m(1期区間 L=1,000m、2期区間 L=1,500m)
幅員構成 : 車道幅員6.0m(3.0m×2車線)+路肩幅員1.5m 全体幅員 7.5m
下蚊屋バイパス全景
開通式
アトラクション(下蚊屋荒神神楽)