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一日は一生の縮図

鳥取県教育委員会委員長  山田 修平 山田委員長の写真

 人生には様々時期がありますが、大きく分けるとするならば、「生まれ、育まれつつ・学ぶ時期」、「仕事を中心に活動する時期」、「今まで得たものを社会に還元しながらゆったりと過ごす時期」と言えるでしょうか。こうした人生の各段階を充実して送るのには、結局は日々の積み重ねのように思います。長いモノサシの方向性をもちながら、一日一日の過ごし方が問われます。

 よく一日は一生の縮図だと言います。私は、このことを実感し始めてから、意識的に一日にメリハリをつけて送るようにしています。
 恥ずかしいのですが、通常の私の一日の過ごし方を紹介致します。
 朝4時半頃起きます。5時から8時までが「学び・研修の時」です。まず心洗われる詩を声を出して読み、その後語学、読書、原稿書きとウォーキング(時としてジョギング)と軽めのトレーニングにあてます。電話もなく、来客もない、昨日の疲れは眠りで一掃しています。8時までという制約の中で、集中力が高まります。
また読書の内容も、人生に関わること、福祉・労働・経済・教育等専門分野に関わること、そして広い意味の教養に関わることと3分野を設定しています。また原稿は、400字詰めを最低1枚は書くことにしています。年間にすれば結構な量の原稿が書けます。この時間が私の栄養補給の時間です。仕事で慌ただしくしていても、どこかで落ち着いていられるとすれば、この時間のお陰です。そして8時から食事。特製メニューですが、これは伏せておきます。

 職場は近いので通勤時間はわずかです。8時45分から夕方5時30分が設定している勤務時間です。以前は夜9時、10時過ぎまで仕事は当たり前でしたが、現在は職場の仕事の場合、意識的に5時30分には離れることにしています。決められた時間の中で集中した効率的仕事が大切だと心がけています。何事もそうですが、優先順位を明確にした仕事が大切だと思います。そして他の教職員にも、定時に仕事を終えるよう注意をしています。

 帰路、職場と自宅の間にあるクワ・ハウスに寄ります。幾種類かの温泉、サウナ風呂、プールそしてトレーニングルームがあります。トレーニングルームで軽く柔軟体操や筋トレした後、温泉で体をほぐし、その後ゆったりと1km程泳ぐのが私の基本プログラムです。頭を空っぽにして水に浮かぶのは爽快なものです。仮にストレスがあったとしても完全になくなっています。
 週に1-2日は夜、仲間たちや卒業生たちとNPOや学習会で集まりますが、その場合も極力泳いでから出席するようにしています。
 通常帰宅後、妻と時として子どもたち家族と孫と食事と団らんで一日を終えます。毎日を一生の縮図として過ごすこと、この繰り返しの中で実際のこれからの一生をイメージしています。

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