クマは国内の数少ない森林性大型哺乳類であり、私たちの住む自然界を構成する大切な一員です。
鳥取県、岡山県及び兵庫県にまたがる「氷ノ山山系」は、自然環境が豊かで、ツキノワグマが200頭程度生息していると考えられています。
しかし、平成16年には人家周辺への多くの出没で人身被害や農作物被害を発生させたため、50頭以上が有害鳥獣として処分されました。
現在、県では鳥獣保護法に基づくツキノワグマ保護管理計画を策定し、捕獲されたツキノワグマの学習放獣を実施しており、最終的に人とツキノワグマが共生できる地域社会の実現を目指していきます。
ツキノワグマの生息地域(レッドデータブックとっとりより)
ツキノワグマ保護管理計画(緑豊かな自然課のホームページ)