平成25年10月16日
総務部長
我が国経済は、経済成長率、物価動向をはじめ、各種の経済指標が改善し、先行きについても力強い景気回復への動きが期待されている。しかしながら、県内経済への波及は未だ弱く、消費税率及び地方消費税率の引上げを受けて、今後については予断を許さない状況にある。
こうしたことに加え、障がい者の社会参画を進める契機となる大会の開催、大交流時代をより深化させる陸海空に渡る交通環境の一層の向上、国全体の懸案ともなっているTPP交渉についての結論が近々に出される見込みであることなど、県政を取り巻く情勢は激しく変動している。
本県においても、財政状況に留意しつつ、実情に合った景気の反動減対策や雇用・生活者対策と合わせ、変化に機敏に対応すべく多面的・複合的な施策を積極的に打ち出していく必要があることから、平成26年度当初予算については、以下のとおり編成作業を行うこととする。