先日、鳥取砂丘内で昆虫を発見しました。黒色で光沢がある大型の昆虫でした。大きなあごをつけていたので、クワガタムシみたいだなと思い撮影をしました。
その昆虫について調べてみると、クワガタムシではなくて
オオヒョウタンゴミムシという昆虫であることが分かりました。
その名前の由来は、胸と腹の付け根が細く植物の
ひょうたんに似ているからだそうです。
砂浜などに生息する昆虫で、昼間は深い穴を掘って潜んでいるため見つけるのが難しいので
幸運でした。
しかもこの昆虫は”
レッドデーターブックとっとり”で絶滅危惧2類に指定されている昆虫です。
本州から九州まで生息していますが、全国的に減少傾向にあります。
見つけても捕獲せずに優しく見守って下さい。
また鳥取砂丘内には、オオヒョウタンゴミムシ以外にもイソコモリグモなど多くの滅危惧種が生息しています。
希少な動植物を見守らなければなりません。(松尾レンジャー)
砂丘事務所 2009/05/17
ハマヒルガオが開花していました。4月18日に記事を掲載しましたが、それから1ヶ月あまりで綺麗な花を咲かせました。
ハマヒルガオは、地下茎を引き斑状に密生します。葉は腎臓形でピンク色のアサガオのような花をつけます。馬の背の斜面、追後スリバチ、海岸部など広範囲に群落を形成していました。これから見ごろの時期になるので散策してみるのもお勧めです。(松尾レンジャー)
2009年4月18日のハマヒルガオの様子
ハマヒルガオの開花(馬の背斜面にて撮影)
ハマヒルガオの開花(海岸部にて撮影)
ハマヒルガオの開花(近景)
砂丘事務所 2009/05/16
本日は快晴で、風が強い一日でした。そのお陰で風紋がくっきりと至る所で見ることが出来ました。
綺麗な風紋を見ることが出来て良かったというお客様が多数いらっしゃいました。
ちなみに風紋は風向きに対して直角方向にできます。つまり風紋を見れば風向きが分かるというわけです。(松尾レンジャー)
砂が舞って奥の方が霞んでみえます。
馬の背の斜面にも風紋ができていました。これは右側からの風によってできた風紋です。
砂丘事務所 2009/05/15
鳥取砂丘のゴールデンウイーク期間中の入込客数が
28万人を超えたと発表がありました。(県外からのお客様が多数)
鳥取県の観光地の中で
1番の入込客数です。大勢のお客様で賑わい嬉しく思います。砂丘レンジャーとして、より多くのお客様に美しい雄大な鳥取砂丘を満喫して頂きたく思い活動しています。また鳥取砂丘に限らず、その他の鳥取県の観光地の見所・魅力も紹介していき鳥取県を満喫していて頂きたいと思います。
なにより鳥取県のファンになって頂き、リピーターになって頂ければ嬉しく思います。(松尾レンジャー)
大賑わいの鳥取砂丘(2009年5月3日撮影)
大賑わいの世界砂像フェスティバル(2009年5月4日撮影)
鳥取砂丘の集客力に大きく貢献しているイベントではないでしょうか。
鳥取砂丘にいらっしゃったお客様と話をするなかで、見てきました・これから見に行きますという声をよく聞きます。
世界砂像フェスティバルは
5月31日までとなっています。
詳しいお問い合わせは”
2009鳥取・因幡の祭典実行委員会”TEL.
0857-27-8001までお願い致します。
砂丘事務所 2009/05/12
GW中に、観光客の方から砂丘事務所に多くの問い合わせがありました。多かったのが
落し物と
迷子です。
鳥取砂丘内で、落し物を見つけるのは困難です。砂丘レンジャーも捜索しますが、見つからないことも多々あります。
くれぐれも貴重品を落とされないように注意して下さい。(コインロッカー等も設置していますのでご利用下さい)
落し物で多かったのが、自動車等の鍵、携帯電話、デジタルカメラなどです!
人が多い場合迷子になりやすいと思いますが、また発見も困難です。特に小さなお子様からは、目を離さないようにご注意下さい。
砂丘レンジャーの活動状況砂丘レンジャー出発!
鳥取砂丘のガイド・条例啓発状況(有島武郎歌碑付近にて)
砂丘条例の対象区域は広いです。あちこちを見回ります。
清掃状況裸足でも安全に歩けるように、ゴミを日常的に拾っています。ポイ捨てなどしないように皆様の協力お願い致します。
記念撮影状況砂丘レンジャーはお客様の記念撮影も致します。もちろん無料です。
こちらから声をかけることもありますし、ご要望があれば気軽に声をお掛け下さい。
多い日は10件以上の記念撮影をしています。
砂丘事務所 2009/05/09