防災・危機管理情報


2015年11月2日

2015年10月30日 沖底(賀露)

本日は、賀露の沖合底びき網漁船の6隻全船が入港しました。
賀露の水揚げ状況(6隻入港) 最後の仕立て(冷海水での洗浄)
右上の写真のように、女性陣が最後まで漁獲物に手を入れて(冷海水を浸したブラシで魚を洗浄)、美しく仕立てます。

6隻中、5隻は沖合で操業し、1隻は浅海でも操業していました。
主な漁獲物は、以下の写真のとおりです。

【沖合もの】
今回測定のソウハチは、規格1~14番まで全銘柄が出荷されていました(主体は8~13番手(全長30~22cm)の中小型)。
仲買さんには申し訳なかったですが、1隻1箱しかなかった1,2番の大きい規格の魚も魚体購入させていただきました(ありがとうございました)。

ちなみに、漁獲の中心はソウハチ、マダラ、アカガレイでした。
ソウハチ(えてがれい) アカガレイ
かなり高齢と推定される頭の大きなマダラがいました。
みなさん、マダラの顔を良く見たことがありますか?ヒゲが1本あります。
長~いマダラ マダラの顔
ヒレグロ(やまがれい) ハツメ
クロザコエビ(もさえび) エッチュウバイ(白バイ)
イカは、スルメイカとヤリイカが揚がっていました。
鳥取ではヤリイカを「けんさき」と呼ぶので、標準和名のケンサキイカとごっちゃになり、統計資料等で結構苦慮します。
スルメイカ(しまめ) ヤリイカ(けんさき)


【浅海もの】
小型のカガミダイも揚がっていました。
マトウダイ(ばとう) カガミダイ(銀ばとう)
キダイ(れんこだい) ホウボウ
カレイはマガレイ主体で、ムシガレイも揚がっていました。
マガレイ(口細) ムシガレイ(紋がれい)
珍しいところでは、エソ(トカゲエソ)が揚がっていました。
通常、投棄されるので、市場に並ぶには珍しいです。
トカゲエソ

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