木造建築科、最後の現場見学です。
昨年7月に土壁をつける作業体験をさせていただきました。
その下塗りを体験した家屋が完成したという事で見学に行きました。
こちらは、昨年7月の実習風景です。
右の写真が実習で行った下塗りまでの状態。
そして、これが完成した外壁です。
下塗り以降の乾燥や中塗り等、完成までは左官職人さんによって手間暇かけて造られています。
とても温かみのある純和風の家屋です。
こちらは玄関。
お家の中に上がらせていただくと、囲炉裏がありました。
家に囲炉裏があるのって良いですね~
ほっと一息。。。
山根さんから建物についての説明をしていただきました。
この建物は「昭和初期」を再現したもので、壁土も含めてほぼ、古材を再利用したものだそうです。
施主さんからもお話を聞くことができました。
この家での暮らしは、ガスや電気をほとんど使わず、水も地下水を汲み上げたものでお米を炊き、可能な限り自給自足で「昭和初期」の暮らしを再現しているそうです。
囲炉裏をつかってお茶を入れてくださり、お団子と一緒にいただきました。
ごちそうさまでした。
実習で木造家屋の施工を終えたばかりですので、今回の見学で和風建築をより身近に感じられ、理解が深まった一日になったのではないでしょうか。
この日で木造建築科の訓練は終了です。翌日には修了式が行われ、木造建築科の訓練生は倉吉校を修了します。
修了式が今日のような暖かい晴天でむかえられるといいですね。