防災・危機管理情報


2016年3月25日

2016年3月25日 沖底(田後@県営境港市場)

今朝の県営境港市場には、田後漁業協同組合所属の沖合底びき網(沖底)が4隻、鳥取県漁協網代港支所所属の沖底船が2隻、上場していました。
本日の測定対象は、田後沖底船のハタハタです。
4隻中3隻で測定を行いましたが、1隻で約1500箱も水揚げしている船もありました。
規格別箱数の割合は、特大(とろはた:全長20cm以上のハタハタ)4.1%、大23.1%、中55.9%、小16.8%、少少0.2%でした。
2月に鳥取県水産市場の試験船「第一鳥取丸」で実施したトロール調査でも、1歳魚の通称ジンタンと呼ばれる小型サイズが少なかったですが、今朝の水揚げも調査同様に小型サイズが少なく、中規格の3歳魚メインの水揚げでした。
とろはた(全長20cm以上のハタハタ) セリの様子
ハタハタ以外の主要漁獲物としては、アカガレイ、ヒレグロ(べら、べらんすがれい、やまがれい)、ソウハチ(えてがれい)、マダラ、クロザコエビ(もさえび)、エゾボラモドキ(赤バイ)がありました。
アカガレイ ヒレグロ

ソウハチは15,16番規格の全長20cm未満の魚も多く見られました。
ソウハチ マダラ
クロザコエビ(もさえび) エゾボラモドキ(赤バイ)

また、例年2月から水揚げされるホタルイカがやっと水揚げされるようになりました。ちなみにお隣の兵庫県も3月10日頃から水揚げされるようになったそうです。
あと活魚では、ヒラメやケガニが出ていました。
ホタルイカ ヒラメ
ケガニ

【おまけ】
鳥取県漁協の販売職員が検量作業をしていました。
ソウハチの検量

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