ありがたいことに昨年よりぐっと自然系の企画が増えた関係で、7月は2回しか活動紹介をしていませんでした。更新を楽しみにしてくださっている皆様、すみませんでした…。
さて今回は、オオサンショウウオの観察会の様子を紹介します!
毎年恒例となってきた日野川の源流と流域を守る会主催のオオサンショウウオ観察会。
今年は江府町のとある川。7月8日は、日野高校のアグリライフを専攻している1年生。8月1日は、江府小学校夏休み子供教室の子供達を対象に実施しました。
講師は、オオサンショウウオのことならこの方!NPO法人日本ハンザキ研究所の岡田純さんです。
まずは、日野高生。
初めて見るオオサンショウウオに学生達のテンションもアップ!発見されたオオサンショウウオの測定作業にも積極的に関わっていました。
観察後は、川にどのような生き物がいるか調べます。この日は天気がよくなかったのですが、みんな楽しそうに取り組んでいました。
お次は江府町小学校の子供達。
オオサンショウウオが道を歩いてるのを見たことがある、と言っていた子もいましたが、ほとんどが初めての対面。みんな興味津々で観察していました。
観察後は、人数が多かったので二班に分かれての活動です。
川の生き物調べは、日野川源流と流域を守る会の神庭幹事が講師となって、色々と教えてくださいました。
上流に移動しながらの観察は「探険みたいで楽しかった!」と、弾んだ声で子供達が話してくれました。
もう一班は、ライフジャケットを着て川と親しみました。
水をかけあったり、流れに身をゆだねてみたり。頭まで水浸しで最初から最後までずっと笑顔でした。水は川の底が見える透明度!最高の環境です。
オオサンショウウオは2日間の調査で7匹発見されました。
繁殖も確認されているこの川で、オオサンショウウオと同じ水に身体を浸し、一緒に活動ができることは、とても幸せなことです。
今後、この川は工事されることが決まっており、人の手が加えられてしまいます。
変わってしまうこの川を幸せな時間と共にずっと覚えておいてもらいたいです。
日野振興センター 2016/08/16