稲穂が黄色になり始めました。もうすぐ日野郡では稲刈りが始まります。まだ日中は暑いですが、秋の気配もチラチラと感じられるようになりました。
さて今回は、きれいだけどあまり触りたくない虫、オオセンチコガネを紹介します!
8月中旬、日南町で環境教育の下見をしていると、足元に光る物体を発見しました。
キラキラしてとてもきれいな虫です。初めて見てとても感動したのですが、「ん?この形、どこかで見たことがある。フンコロガシに似てるような…。」
調べてみると、やはりフンコロガシの仲間でした。日本には転がすタイプはいないようですが、オオセンチコガネは獣の糞や死骸を餌にしているようです。大きさは、親指の第一関節ぐらいです。
北海道・本州・四国・九州に分布し、地域によって色が違うようです。緑や赤、青など、その美しい容姿からファンも多いのだとか。
ファンでなくても、色んなオオセンチコガネを見てみたくなるのもわかります。
本当にきれいな昆虫なのです。食べている物からは、とても想像できませんが…。
日野振興センター 2016/09/06