日野郡では稲刈りが始まりました。今年のお米の出来はどうでしょう?きれいな水と空気で育った日野郡のお米は、全国的にも高い評価をいただいています。ぜひ、ご賞味あれ!
さて今回は、ネタがなくなったら虫関係…、ということでタカラダニ科のダニを紹介します!
時間を遡って今年の7月。写真のナガゴマフカミキリは身体の模様が樹皮に似ていることから、普段は見つけにくいカミキリのようです。
たまたま手にとまっくれたので喜んでいたら、ナガゴマフカミキリにタカラダニ科のダニが寄生していました。ずっと見てみたいと思っていたので感激です!
昆虫が身体に宝を付けているように見えることから、「タカラダニ」と名前が付けられたのだとか。確かに赤くてツヤツヤしていて宝石みたいですよね。
都会では大量発生して、見た目の気持ち悪さと潰すと赤い汁が出ることから、あまり存在を喜ばれていないようですが、人を刺したりすることはないのでご安心を。
タカラダニ科のダニは成虫になると判別が難しいようで、大きくなるまで昆虫に寄生するものと、植物系のものを食べるものに分かれるようです。
昆虫は身体が真っ赤になるほど寄生されてしまうこともあり、そうなると身動きがとれなくなることもあるのだとか。
寄生された昆虫にとっては迷惑なだけのようにも思えますが、意外と仲が良かったり?「キミとの友情は僕の宝だよ」なんて会話が繰り広げられたりするかもしれませんね。
昆虫達の会話を聞いてみたいです。
日野振興センター 2016/09/09