今年は山のブナの実が少ないようです。夏からツキノワグマの目撃が相次ぎましたが、餌を求めて里に下りてこないか心配です。
ツキノワグマが出そうな場所にお住まいの方は、収穫しなくなった果樹など、餌となりそうなものを撤去し、お互い不幸な出会いがないよう努めましょう。
さて今回は巣箱コンクールの様子を紹介します!
10月5日、鳥取県西部総合事務所にて第53回西部地区野鳥巣箱コンクール審査会が行われました。
53回も続いているなんですごいですよね!300を超える巣箱が集まるコンクールは、全国的にまれなようです。
最近では鳥の特性にあわせた巣箱も見られるようになり、バリエーション豊かな内容となってきています。
今年一番の注目は、松枯れが問題となっているアカマツ林にアカゲラ等のキツツキの休眠巣箱を設置し、感染元になっている昆虫を食べてもらう試みがあるようですが、その休眠巣箱が出展されていました。
日野郡3町からも小中学生が出展。機能性や実用性などが審査され、各賞の優秀作品が決定されました。
優秀作は12月に米子市児童文化センターにて展示が行われます。子供達(または親御さん)の野鳥に対する愛に触れてみてください。
日野振興センター 2016/10/06