暖かくなったり寒くなったりで、身体がついて行きません。
今は雪が降っていて寒いのに、あと20日もすれば桜が咲き始めると思うと不思議な感じがします。
さて今回は、フィールドサインを紹介します!
日南町内を狩猟関係でパトロールをしていると、折れた木の枝の皮がきれいに剥けているのを見つけました。フィールドサインです。
フィールドサインとは、ほ乳類の足跡やフン、食べあと、角や爪のとぎ跡等、生活痕のことを言います。フィールドサインを知れば、どんな哺乳類が生息しているか知ることができます。
食べ物がなくなる冬、草食動物達は木の皮などを食べて飢えをしのいでいます。
「たぶんノウサギだろうけど、ニホンジカの可能性もないわけではないし…。」などと、思いながらその場を立ち去りました。(結局何の動物かまではわかりませんでした)
鳥取市などの県東部地域では、ニホンジカが沢山いて、林道を車で走っていると出会えたり、鳴き声もよく聞こえる、と話しを聞いたことがあります。
日野郡がある西部地域は、東部地域に比べたら生息頭数は少ないのでしょうが、目撃情報や捕獲される頭数が年々増えてきいます。
ニホンジカのフィールドサインをはっきりと見たことがないのですが、これからは目にする機会も増えるかもしれませんね。
日野振興センター 2017/03/11