2017年3月14日
網代で、ハタハタとアカガレイの測定を行いました。 この日の入港は、5隻で、うち2隻はホタルイカ狙いの操業でした。 ハタハタは体長15cmが主体の水揚げでしたが、中には体長23cmを超す大型個体もいました(写真:2段目の左側) ちなみに、ハタハタが食べていた餌はウミノミ等の端脚類がほとんどでした。 アカガレイは、体長30cm前後が漁獲の主体で、小型個体ほど、産卵後の個体の比率が高かったです。 ちなみに、食べていた餌は、こちらはアミ類が主体でした(産卵後の個体は胃袋パンパンに食べていました)。 なお、漁業者からの聞き取りでは、ハタハタとアカガレイの漁場は、同一水深で、緯度(南北)が若干異なる海域でした。漁業者の話では、「今回のアカガレイの操業場所では、漁場に冷水の張り出しがあり、ハタハタの漁場とで潮流が異なり、潮が渦巻いていた感じ」との見立てでした。 水産試験場で、流況予測モデルと見てみると、まさにそのとおり。漁業者の見立ても、流況予測モデルもすごいの一言でした。 【参考】鳥取県水産試験場が提供している流況予測モデルのURL https://www.pref.tottori.lg.jp/73054.htm
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