小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み及び掘削用)の運転業務に係る特別教育が倉吉校のグラウンドで行われました。
小型車両系建設機械とは、建設機械のうち3トン未満の小型のものを指します。
例としては、バックホウ(ユンボ)などですね。
この特別教育(学科と実技)を修了すると、小型車両系建設機械(機体質量3トン未満)を使用して整地などを行うことができます。
倉吉校では就職後に小型車両系建設機械を扱う場合が多い、土木システム科、木造建築科、造園管理科の生徒が毎年この特別教育を受講しています。
それでは特別教育の実技科目の様子をご紹介します。
まずは旋回の練習です。
レバーを左右に動かして旋回の動作を行います。
掘削の練習です。
土砂をバケットですくい、間に設置されたバーを落とさないように、横に積み上げていきます。
すくって、持ち上げて、おろして、落とす。
簡単な動作ですが、建設機械を動かすにはレバーを操作して、
- 本体の旋回
- アームの伸縮
- バケットの開閉
- ブームの上下
の四つの操作しなければなりません。慣れるまでは、混乱して操作がうまくいきません・・・
慣れてくると、うまく土砂を積み上げることができるようになります。
押土の練習です。
前方下部にある排土板を使って土砂を押し土していきます。
アームを斜めに動かし、バケットを使って土砂を押し土しているところです。
このように倉吉校の各科では、訓練の一環で就職後に必要となる講習などを受講していきます。
他の講習についても、またの機会にご紹介しますね!