第2回目のコミュニケーション研修を行いました。
「信頼関係をささえるスキル」と「説得力を高めるスキル」が今回の研修のテーマでした。
人と人との信頼関係はさまざまな人間関係でとても重要となります。
信頼関係を築くには、まずは会話から。
誰かの話を聞いているときに別のことを考えてしまうことが多くありませんか?
話を遮って自分の意見を言うことがありませんか?
「信頼関係をささえるスキル」では、人の話を聴くことに重点をおいてセルフチェックで自分の欠点を見つけるところからスタートしました。
最初のワークでは、2人1組で聞き役、話し役となります。
話し役の人は聞き役の注意を引けるよう興味のありそうな話をして作業を妨害します。
「相手の話をしっかり聞かずに作業をすることが失礼だと感じてしまった。」
「話しかけられると作業に集中できなかった。」
など、こんな感想が聞き役になった人からありました。
逆に話し役になった人からは、
「作業をしながらも受け答えをしてくれたので嬉しく感じた。」という感想が。
職場や学校でも作業中、勉強中に人から話しかけられて困ることがあると思います。
また、日常のちょっとした困りごとを聴くスキルを意識して聴く。というワークも行いました。
興味を持って質問をする、うなずき、表情を相手に合わせる等興味をもって話を聴くことで相手は安心して会話ができるということが分かりました。
「説得力を高めるスキル」では、人前で話すために必要なことを教えていただき、研修に参加した訓練生全員が1人2分間のスピーチを行いました。
先ほどまでの2人1組のペアワークとは違い20人近い人のいる前で自分のことを話すのはとても緊張したと思います。
この日の研修は聴く・話すを中心とした3時間となりました。
研修をとおして感じたことや気づきを、これから職場や学校で活かしていってほしいと思います。