6月7日(木)に鳥取県中央家畜市場(琴浦町)で開催された和子牛セリ市(競り売り)に本校で生まれた和牛の子牛2頭を出荷・販売しました。
名前は「黒助(くろすけ)」と「白秋(はくしゅう)」。
「黒助」は平成29年8月20日生まれ、「白秋」は平成29年9月14日生まれで、この2頭の父親は鳥取県が全国に誇る種雄牛「白鵬(はくほう)85の3」です。
分娩から携わった2年生、今年4月に入学した1年生が見守る中、「黒助」は848千円(税抜)、「白秋」は723千円(同)で県内の肥育農家(同一農家)の方に購買いただきました。「黒助」の848千円は、本校史上最高価格です。自分たちがこれまで育成してきた牛が高く評価され、学生たちの励みとなりました。
セリを待つ「黒助」「白秋」(右から3頭目と4頭目)と学生。少し緊張気味です
いよいよセリです(手前の2頭)。セリ直前の体重測定では「黒助」は300kg、「白秋」は255kgでした。生まれたときは30kgほどでしたが、9月ほどで随分大きくなりました。
「黒助」のセリの様子。「黒助」は大勢の中でもおびえることなく、堂々としていました。
せり後の「黒助」と「白秋」。2頭は県内の同じ農家の方に購入いただきました。『寂しくなるけど、一緒の場所でよかったなあ。仲良く、元気にしてなあ~』