2018年06月11日
6月に入り、イワガキ漁や県東部の小型底びき網漁が解禁しました。6月上旬は比較的穏やかな天候に恵まれ、毎日のように出漁されていました。この日、イワガキは賀露、酒津、浜村、青谷、泊などから合計40箱程度水揚げされていました。当センターでは、定期的に各支所のイワガキの大きさの測定させていただいており、資源状況などを把握するためのデータを収集しております。
※上写真は6月1日の様子
小型底びき網漁は9隻出漁しており、最初はバケメイタガレイを狙って浅場で操業されていましたが、現在は、沖側でムシガレイ(モンガレイ)やヒラメ、ホンメイタガレイなどが多く水揚げされていました。
数の多いものでは、ハマチが約280箱、マダイが約100箱、角アゴ類が約50箱、丸アゴ類が約100箱、バイが約20箱水揚げされていました。
また、活魚ではキジハタが多く水揚げされており、全長約40cmに成長した放流魚も発見することができました。
数は多くはなかったですが、カマスが2箱、そしてシロイカ漁も始まった模様で13箱水揚げされていました。
そのほか、変わり種ではありますが、タコブネが獲れていました。漁師さんのご好意により、とっとり賀露かにっこ館に提供されていました。餌は生餌(オキアミなど)をよく食べるそうですが、飼育は難しく、なぜか数週間で殻を脱いで死んでしまうことが多いそうです。
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