2018年9月3日
秋になって林の中を歩いていると、エンジェルが舞っているような姿をした小さな花に出会えます。 ミヤマウズラ(ラン科)準絶滅危惧(NT)といい、常緑樹林下に生え、高さ12~15cmと小さい花です。 薄暗い林の中でかたまって咲いている様子は、そこだけほんのりと明るい感じがします。このミヤマウズラに出会えると、とても幸せな気持ちになれます。 花期は8~9月、7~12個の淡紅色の花を一方に偏ってつけます。近づいてみると、クリオネがたくさん舞っているかのように見えます。 花の拡大写真です。正面が顔に見えて、両手を前に出し、翼がこれから広がっていくようです。 色々な斑紋の入った葉色はとても美しいです。名前の由来は、白い斑の葉の模様を鳥のウズラの羽に見立てたものと言われています。
日野振興センター 2018/09/03
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