10月1日より、新たな研修生を迎え、先進農家実践研修がスタートしました。研修生は杉本悟さん。生まれ育った湯梨浜町で、醸造用ブドウの生産からワイン醸造までを一貫して行い、自らの銘柄ワインを販売することをめざし、1年間の実践研修に入ります。
御指導いただくのは、今村憲治さん。10年前に京都市からIターンし、農業大学校にて果樹生産の基礎を学ばれた後、北栄町で就農されました。醸造用ブドウを生産し、県外ワイナリーへの委託醸造を経て、高品質のワインを販売してこられた実績をお持ちです。昨年、倉吉市、湯梨浜町、北栄町をエリアとするワイン特区が認定され、小規模でのワイン醸造が可能となったことから醸造免許を取得され、自社ワイン醸造所「倉吉ワイナリー」開設の上、今年から自らのワイン造りに着手されています。
杉本さんがめざすのは、まさに今村さんの姿です。目標とする方のもと、醸造用ブドウの生産技術、ワイン醸造技術と販売スキルをしっかり学んでほしいです。
これまでにない研修内容ではありますが、杉本さんが描く就農ビジョンが実現できるよう、関係機関の皆様との協力体制のもと、しっかりサポートしていきたいと思います。