今朝の賀露地方卸売市場には、地元船5隻全船が水揚げしました。
漁獲量の主体は、若松葉がに(脱皮6か月以内の雄のズワイガニ)と松葉がに(脱皮後1年以上経過した雄のズワイガニ)、アカガレイで、今回調査したソウハチ(えてがれい)も全14規格がそろっている船がありました。
賀露のカニ漁は最終盤で、3隻は今回の水揚げでおおむね終了となりました。ただ境港ではカニ漁期中の3月20日まで水揚げはありそうな感じです。ちなみに、最終盤ながら松葉がにップブランド「特選とっとり松葉がに五輝星」も1枚ですが、揚がっていました。
アカガレイは、産卵が活発化しています。産卵後の個体が目に付くようになりました。
ソウハチは、大型から小型までツノナシオキアミやキュウリエソを中心に摂餌している個体が多く、身の厚い魚が多くいました。
ハタハタも500箱以上揚がっていました。サイズは変わらず15cm前後の2歳魚主体です。
そのほか、比較的浅い海域も操業ようで、ヒラメやカガミダイ等も揚がっていました。