本日から今漁期の夏泊、泊における小型定置網の朝市(本当にお買い得)が始まりました。
そのうちの夏泊の水揚げ+朝市にマアジの測定を兼ねて行きました。
マアジは、「小」銘柄主体(尾叉長19,20cm)で、尾叉長26-30cmの「中」銘柄(一部「大」銘柄)、尾叉長15cm前後の「小小」銘柄、計約300kgの水揚げがありました。中には尾叉長37cmの巨アジもいました。
今、定置網を困らせているのは、カタクチイワシとハリセンボンです。カタクチイワシは、定置網の網の目に刺さり、その抵抗で網を揚げるのが重労働となります。販売できるものにはならず、船の上に網を揚げても、その脂で滑ったりするようで、かなり苦労しているそうです。
ハリセンボンは、基本的には死滅回遊魚ですが、今年は暖冬で水温が下がりきらなかった影響もあり、生き残りが多く、入網してしまいます。トゲで漁獲物を傷つけたり、トゲが鋭いため、手で持つと痛く厄介です。
マアジ以外では以下の画像の魚が揚がっていました。
個人的にはマサバ大、ヒラメのコスパがすごかったです。
サゴシ(サワラの未成魚)は油との相性が良いで揚げると最高です。イシダイは、刺身もいいですが、焼いてから煮付けたものが個人的には最高です。
今漁期から両定置とも賀露地方卸売市場に出荷になります。
朝市に来られない鳥取県東部のお客様も定置ものをご賞味いただける機会が増えると思いますので、ご愛顧ください。