今月測定できていない刺網のマダイを求めて、2日連続で市場調査を行いました。
【4月25日】
潮流が速く、南風が強かったため、刺網の操業なく、日中漁の小型定置網、かご網、釣、潜水が主体でした。
キジハタの釣獲が始まったようで、この日は賀露で1隻ですが水揚げがありました。
昨漁期から取り組んでいただいている墨止めコウイカもありました(きれいですよ)。
潜行板でのひき縄で2kgのクロソイが揚がっていました(水温が15度程度ですので、浅海に来たんでしょうね)。
そのほか、釣りでブリや、潜水でサザエ、アワビ、ワカメ、ムラサキウニ(福部の海女さんもサザエ、アワビ、バイを出していました)等が揚がっていました。泊支所の定置網のマサバがおいしそうだった。
【4月26日】
狙いの刺網のマダイと、イカ釣でのマダイが揚がっていました。
刺網は、少量ですが、酒津、浜村、夏泊支所所属の漁船が水揚げしていました。
賀露のイカ釣は、小型のスルメイカを餌に、大型のマダイを揚げていました。
神経締め処理し、色揚げもしており、きれいな鯛でした。
スルメイカは、胴長16-22cmが揚がっていました(春イカです)
泊の定置網でトラフグが揚がっていましたが、一緒に入れられたと思われるシマフグにかじられまくっていました…(金額面ではかなりの下克上。もったいない、歯を切るようにアドバイスしておきます)
この日は、酒津の一本釣がキジハタを揚げていました。
【おまけ】沖合底びき網
アカムツ(のどぐろ)1番(一番大きい規格で10尾入り)がセリ値で4万円…GWを感じました。