まずは、トピックス的なものの御紹介。
スルメイカが各港で水揚げされています(境港、網代、田後、賀露)。
先日は網代で500箱の水揚げがあったのこと。ちなみに今朝の賀露のサイズは、30入、40入、ピチ(バラ)と春イカサイズ中心でした。
あと賀露の小型底びき網(小底:ビームトロール)でサメガレイが揚がっていました(2度目の御対面)。
![サメガレイ](/secure/1169722/samegarei.jpg)
また、早くも夏っぽく、シイラ(浦富小型定置網)やマゴチ(刺網)が出荷されていました。
![マゴチ](/secure/1169722/mgoti.jpg)
さて、市場の水揚げ状況ですが、賀露の小底の主体は、水深120m前後でムシガレイ(紋がれい)を主体的狙った操業をしていました。中には、ムツやアマダイ、そしてキジハタ(なぜ小底の深場操業で!?)。以前には沖合底びき網でもキジハタの入網を見たことがあり、思ったより深場まで移動する個体がいそうです(稀ですが)。
![ムシガレイ(紋がれい)](/secure/1169722/musigarei.jpg)
![左列、上からムツ、アマダイ、キジハタ](/secure/1169722/mutu_amadai_kizihata.jpg)
酒津~泊は、泊、夏泊+浦富の小型定置網の漁獲物を中心に、まき網によるトビウオ類、刺網のマダイ、釣りのキジハタ、潜水のイワガキ、サザエ等が揚がっていました。
![ツクシトビウオ(角あご)](/secure/1169722/tukusiotobiuo.jpg)
![イワガキ「夏輝(なつき)」](/secure/1169722/iwagaki.jpg)
泊の定置網では、コノシロが1トンPタンクで出荷されていました。
ちなみに泊の定置網の漁獲が好調で、カマスやマアジ、ヒラマサ等を水揚げしています。
![コノシロ](/secure/1169722/konosiro2.jpg)
![マアジ](/secure/1169722/maazi.jpg)
浦富の定置網は、白いかの入網が好調で、ケンサキイカの季節型のブドウイカがまだ混じっていました。あと活〆したタグ付きの魚が出荷されていました(写真はヒラマサ)。
![ブドウイカ混じりの白いか](/secure/1169722/kensakiika_budouika.jpg)
![ヒラマサ](/secure/1169722/hiramasa.jpg)