入校して気が付けば、3か月が過ぎました。時の過ぎるのは早いものですねぇ・・・。
さて!総合実務科では日々様々な授業を行っています。
今回は、3か月間のダイジェストをお送りいたします。
◆まずはこちら、
準備体操は入念に!体力アップの為のランニングです。自分のペースで走ります。
青空の下走るのは爽快です!
◆スポーツの授業では「空手やボクシング、武道をやってみたい!」と言う生徒の熱い要望にお応えして、剣道の授業を行いました。指導は有段者のセンター職員が務めました。
初めて竹刀を振る生徒がほとんどですが、皆さんなかなか凛々しいではないですか!
「礼に始まり礼に終わる。」身も心も鍛えています。
◆調理補助実習もあります。
プロの調理師を講師に迎え、包丁の持ち方、研ぎ方、姿勢等基礎から学びます。
指示通りに、正確に食材を切り、調味料などの計量もキチンと行います。
調理の職場を想定した実習なので、家で料理するより何倍も量が多いのです。
◆介護補助実習では、装具を付けてお年寄りの日常生活の動作を疑似体験しました。
見てください、この重装備。
ヘッドフォンで音を聞こえにくくして、白内障になったらどう見えるのか?特殊なメガネをかけます。
首から膝にベルトを通すと、腰を伸ばしたくても、腰は曲がったまま。長時間この姿勢はしんどいですよね。
◆車いすの介助の方法も学びました。
車いすに乗ると、歩いている時は気に留めない坂道の傾斜や、僅かな段差が恐く感じたのではないでしょうか。
車いすから洋式トイレの座面に移動する時は、トイレの横に車いすを止めて、ブレーキをかけ、フットレスト(足を置く台)を上げてから、足をおろし、手すりを利用して腰を浮かせ便座へ移動します。
簡単な何気ない事に聞こえるかもしれませんが、一つ一つが車いす利用者の安全を守る動作です。
介助をする側も、介助される側も体験して気づきがいっぱいありました。
◆農業実習では倉吉校の敷地の一角にある畑を耕し、キュウリ、トマト、ピーマン等々夏野菜を育てています。
実は、畑ではなかった敷地に土を運び込み、当センターが誇る土木システム科、造園管理科の講師の協力で、開墾したのです!
昨年は、校外の畑まで車で15分。移動するだけでも大変でした。今年は徒歩1分圏内に畑が・・・!
すんばらしい!
鍬を打ち・・・ 肥料を与え・・・
苗を植えました。
畝の黒いフィルムにお気づきでしょうか?このフィルムで畝を覆うことや、フィルムそのものを「マルチ」と呼ぶことも教わりました。
このマルチで畝を覆うと土の温度が上昇し苗の生育が促されます。光を通しにくいので雑草も生えにくくなり、フィルムの反射を嫌うアブラムシが寄ってきません。おまけに、土壌保護に水分量安定等々、まさに「マルチ」な活躍をしてくれる、畑の味方です。
消毒もして大切に育てています。
◆清掃実習では
ダスターモップや、ポリッシャー(床表面の古いワックスや汚れを取る床洗浄機)等の、清掃業務で使用する用具の使い方を学びました。
他にも、ビジネスマナー、パソコン操作、製造実習などなど。学ぶことはたくさんあります。
経験に何一つ無駄はないと思うのです。3か月の間に学んだ事、これから学ぶことはきっと皆さんの力になります。これからも、就職を目指して訓練を頑張っていきます!