来遊の遅れていたケンサキイカ(白いか)ですが、やっと100箱以上水揚げされるようになりました。
先月末の時化明けから賀露地方卸売市場に50箱程度上場されるようになり、この2日ほどは150箱程度まで増加しています。ただ、県西部の水揚げにムラがあるなど、現状も白いかの来遊量は多くはないと思われます。
今朝の漁獲の中心は、刺網によるハマチ(ブリ)で、800箱程度上場されていました。
賀露の小型底びき網は、久々の操業でしたが、沖合域の漁場にサルパの死がいや流れ藻が沈降したものが多く、1.5時間程度しか曳網できないようです。
漁獲の中心は、ムシガレイ(紋がれい)で、水深100m程度で操業した船ではナガレメイタガレイ(ばけめいた)が数箱出ていました。
曳網時間が短い影響で、活魚が少なかったです。ただこれからの季節高値を付けるマコガレイ(口細)がちらほら見られました。
【おまけ】今朝は巨大魚が目につきました。
浦富の一本釣の2kg(全長52cm)のキジハタ(大あこう)、浜村の刺網(こち網)の全長70cmのマゴチ、福部のボンベ潜水のイワガキ(夏輝)。どれも立派でした。