倉吉校の日々精進

造園管理科(倉吉校）と造園科（米子校）の訓練生が「造園技能検定」を受検しました。

「造園技能検定」とは、国家資格である技能検定の一部です。

これに合格すると、造園業で必要な知識と技術を習得していると証明されます。

等級は３級から１級まであり、今回訓練生が挑戦したのは「造園技能士３級」です。

検定は、学科と実技があり、学科では、庭園・公園、関係法規、施工法、材料などの問題が出題されるため、過去問などを解きながら検定対策をしていきました。

実技では判断等試験と製作等作業試験の２つがあります。

判断等試験というのは、樹木の枝・葉を見てその樹木の名前を当てる試験です。

製作等作業試験は決められた時間の中で、指定された区画内に竹垣製作、縁石敷設及び敷石敷設等の作業を行います。

なんといっても、実技試験の中で一番苦戦するのが、この製作等作業試験です。

実技試験が８月に行われるため、練習を７月から行いましたが、その頃になると気温もかなり高くなり、常に暑さとも戦わなければいけない状態でした。

練習は、繰り返し作業を行い、本番と同じように練習していきました。

この日は雲一つない快晴！！でも汗で服はビショビショです。

（練習風景）

猛暑の中でも、まっすぐ正確に作業をしていきます。

（練習風景）

そして検定当日！！

この日は米子校の造園科の訓練生、県内高校生、一般の方も一緒に受検しました。

練習にはない雰囲気の中、焦りや緊張があったと思いますが、訓練生は決められた時間内に課題を完成させることができました！！

合否の発表はこれからなので、しばらくはドキドキしながら結果を待ちます。

結果はどうであれ、検定受検に挑んだいうことは、とても大きな経験等成果になったと思います。