若松葉ガニ漁が2月1日より解禁し、前日より、賀露、網代、境港の市場のいずれかは必ず行きたいと思っていました。境港市場では、田後船6隻全船、境港船3隻全船、網代船3隻の入港があり、迷うことなく境港市場に行くことに決めました。
市場に着くと、ズワイガニの活魚水槽のずらりと並んでおり、圧倒されました。岸壁の方へ行くといつもは田後船は出港済みのことが多いですが、一隻おり、お話しを聞くことが出来ました。若松葉の獲れ具合を聞くとあまり良くないのではないかとのこと。松葉主体で獲っている船が多いそうです。その通り、漁獲物の半分以上は松葉ガニでした。
本日は一人で測定なので、田後船に焦点を当て、小さい規格、大きい規格と測定し、最後に中ぐらいの規格を実施しました。何とか200尾測定出来ました。柔らかいので脚が獲れないよう細心の注意が必要です。
次にハタハタの測定を行いました。現在は小(4~5番)規格が主体です。一隻あたり100箱程度漁獲していました。そして、多かった順にヒレグロ、アカガレイ、ソウハチ、ホッコクアカエビなどが獲れていました。
沿岸ものは、小型底びき網で漁獲されたと思われるヒラメ、クロダイ、アナゴ、ヨシエビなどが水揚げされていました。そして、漁法は不明ですが、コウイカやマナマコなども獲れていました。