本日は、境港で水揚げされたハタハタ狙いで市場調査に行きました。境港では、田後船3隻、網代船2隻、境港船3隻の入港があり、賑わっていました。
ハタハタは2,000箱以上あり、大漁でした。漁師さんに話を伺うと、昨年に続き、今年もハタハタの獲れ具合は良さそうです。規格は4番(または小)、全長約15cmの2歳魚主体でした。当水産試験場の2月の調査でも、昨年より、ハタハタが多く獲れています。今後に期待です。
松葉がにも活魚で沢山獲れていました。どれもサイズが大きいです。松葉がにの獲れ具合も好調のようです。次に多かったのは、アカガレイです。約700箱獲れていました。産卵はほぼ終わったようですが、どれも大きく、餌を沢山食べているようでした。
また、網代船1隻は丁寧に活締めのスズキ、マダイ、アナゴなど出荷していました。色合いがとても良かったです。市場での評判も良いとのこと。そのほか、マダラ、ニギスなどが獲れていました。
沿岸ものの方ものぞいて見ると、サワラ、マダイ、コウイカ、マナマコ、サヨリなどが獲れており、魚種が春らしくなったと実感しました。